「しわ」ができるメカニズム

みなさま、こんにちは

今週から「しわ」について書いていきます。
今日は「しわ」ができるメカニズムについてです。

「しわ」には、皮膚表面にできる浅い表皮の小じわと、深いシワの2種類があります。

小じわは、主に表皮の水分が不足することにより発生する細かいシワです。

表皮は角質細胞が層になって重なる構造となっており、水分を保持して水分が蒸散するのを防ぎます。

層になって折り重なった角質細胞の間に、細胞間脂質や保湿成分と水分が満たされているとピンとハリのある肌となりますが、
保湿成分や細胞間脂質が失われてくると水分が抜け「しわ」になっていきます。
この「しみ」は「ちりめんじわ」とも呼ばれています。

深い「しわ」について
真皮の大部分は、伸縮性に乏しく強靭なコラーゲン繊維と、弾力性を持つエラスチン繊維が張り巡らされ絡み合い、その繊維の間に水分やタンパク質や多糖類(ヒアルロン酸など)から成る基質が満たされています。このコラーゲンやエラスチンから成る繊維質が真皮の、そして肌全体の張りの要となるわけです。

コラーゲン繊維は真皮にある繊維芽細胞で作り出され、古くなると分解され2~6年かけてゆっくり代謝されてます。しかし、40代過ぎるとコラーゲンは新しく生成されなくなり肌の張りは失われていきます。それで深いシワが出来てしまうわけです。

40代からは本格的な「しわ」対策が必要になってきます。

明日も続きを書きます。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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